20代女性には借金のイメージがあまりないかもしれませんが,実は,借金を抱えて苦しんでいる人は,少なくありません。
20代の女性の場合,結婚をするのに借金の問題を抱えていて大丈夫なのだろうか?などといった不安を抱えている人も多いです。
若い人でも,借金の負担が大きくなりすぎた場合には,早めに債務性を検討した方がよいでしょう。
この記事では,20代女性の借金の原因としてよくあるのはどのようなものか,どのような状態になったら債務整理を検討すべきなのか,そして,債務整理にはどのような方法があるのかなどについて,詳しく解説していきます。
また、大切なことなので最初に結論からお伝えします。
『1年以上、借金の返済総額が減っていないor増えている。』
『このまま借金を完済するのは厳しいのは分かっているけど、利息だけ毎月支払うような状態が1年以上続いている。』
このような状態になっている方は、既に黄色信号が点滅している状態です。
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それでは解説をしていきます。
ショッピングのリボ払いから債務が膨れ上がるケース
20代の女性が借金を増やしてしまう原因でとても多いのは,ショッピングにクレジットカードのリボ払いを利用することです。
ショッピングのリボ払い(リボルビング払い)とは、利用金額や件数にかかわらず、クレジットカードで買い物をした分を毎月設定した一定の金額で返済し続けるといった支払いの方法をいいます。
リボ払いは,毎月少額の支払いでよいので便利なのですが,そのために,自分がいくらの買い物をしているのかきちんと把握することができずに,使いすぎてしまうこともあります。
リボ払いは,立替払いの利用ですから,厳密にはお金を借りる借金とは少し違います。
しかし,リボ払いの場合でも消費者金融からの借金の利息並みの手数料がかかっています。
ですから,リボ払いの利用は,借金をして買い物をしているようなものなのです。
社会人になりたての若い人の中には,自由に買い物ができるようになったことから,買い物の量が増えてしまう人がいます。
20代女性の場合,ファッションや美容,おいしい食事など,お金をかけたいことはたくさんあるでしょう。
ですが,支払いの負担が小さくなるからと軽い気持ちでリボ払いを利用しているうちに,リボ払いの残高がかなりの高額になって支払うのが困難になるということがあるのです。
また,リボ払いを続けてどんどん買い物をしてしまうと,やがてショッピング枠がいっぱいになって,結果,カードローンなども利用し始めるようになるというケースもあります。
交際費,遊興費などに必要以上にお金をかけてしまうケース
20代の女性の中には,友人や恋人との交流にかなりのお金をかけている人もいます。
最近では,SNSなどで日常を発信することも多いので,特に,SNS映えすることに重点を置くことで,出費が増えるということもあるようです。
その結果,自分の収入以上に,交際費や遊興費にお金が必要になり,借金を繰り返してしまうというケースがあるのです。
美容のためにローンを組んでしまうケース
脱毛やダイエットなどのエステのためにローンを組んでしまい,返済が追い付かなくなるというケースもよく聞きます。
エステサロンでは,ローンの利用をすすめて,非常に高額なエステの勧誘が行われることがあります。
きれいになりたいと思う気持ちの強い20代の女性は多いですから,すすめられるままに契約してしまうのです,
申込んだときには順調に返していけるだろうと安易に考えていても,エステローンの金利は高いので,結局返すことが難しくなってしまうというケースが少なくありません。
車のローンが大きいケース
また,20代の若い人が利用することの多い借金に,オートローンがあります。
20代の独身女性など,若くてそれほど収入が多くない人は,一括で自動車を購入することができないことがほとんどです。
そして,それ以降のライフプランをきちんと考えずに,気軽にローンを組んで高い車を購入してしまうことがあります。
奨学金の負担が大きいこともある
奨学金の返済が苦しいという人も,案外多いものです。
奨学金は,確かに利息は消費者金融などと比較すると低いですが,長い期間借りていると,借り入れの総額がかなりの高額になってしまっていることがあります。
そうすると,月々の返済額が大きく,非常に負担が重いということになってしまうのです。
債務整理を検討すべきタイミングとは
リボ払いなども含めて,「債務の返済が苦しい」,「生活費を切り詰めても返済できなくなりかけている」などと感じ始めたら,債務整理を検討する時期だといえるでしょう。
そのまま放置すると,返済ができなくなる月が出てきて,延滞が多くなり,遅延損害金の支払いまで必要になってしまうことがあるからです。
また,借金の返済をするために別のところで借り入れを行うという,いわゆる「自転車操業」の状態になってしまうと,深刻な状態です。
借金を重ねていくつもの業者から借金をしてしまっている多重債務の状態に陥ると,もはや普通には完済することは極めて困難であると言わざるを得ません。
こうなれば,できるだけ早いうちに債務整理に着手した方がよいといえます。
20代の独身女性の場合,結婚の前に借金問題を解決しておきたいと考える人も多いと思います。
これからの人生に悪影響を及ぼさないためにも,早めの対策をおすすめします。
債務整理の方法
債務整理には,いくつかの方法があります。
主なものは「任意整理」,「個人再生」,「自己破産」の3つです。
それぞれ,どのような制度なのか,ご紹介していきます。
任意整理
任意整理とは,債権者と直接交渉をして,将来の利息をカットしてもらったり,返済期間を延ばしてもらったりすることによって借金返済の負担を軽減する手続きです。
大幅に借金の額を減らすことはできませんが,利息をカットしてもらうことで,返済の負担はかなり減ることがあります。
任意整理は,裁判所を通さない手続きで,デメリットも少ないので,一番気軽に利用することができる債務整理の方法であるといえます。
直接金融機関の担当者と交渉を行うことになりますので,個人で対応するのは困難です。
ですから,通常は,弁護士などの専門家に依頼して進めていきます。
個人再生
個人再生とは,裁判所に申し立てて,減額してもらった借金を,一定の期間(原則3年間)で返済していく再生計画を立てる手続きです。
任意整理よりも大きく借金を減額してもらうことができます。
また,個人再生を利用する大きなメリットは,自己破産と違い,住宅ローンを整理する借金から外すことでマイホームを手放す必要がない場合があるという点です。
20代女性の場合,マイホームを所有しているという人は少ないと思います。
ですから,借金を減額するだけではなく免除してもらえる自己破産の方を利用した方がよいケースが多いかもしれません。
自己破産
自己破産は,裁判所に申し立てて,自分の財産を処分して債権者に分配し,残りの借金を免除してもらう手続きです。
借金を免除してもらうという大きな効果があるというのが一番のメリットです。
価値の高い財産はほとんど処分しなければならないというデメリットがありますが,先ほども触れたように,20代女性にとっては,大きなデメリットにはならない場合も多いと思います。
また,自己破産では,借金の原因が浪費やギャンブルの場合には,借金が免除されない(免責許可が下りない)という場合もあるというデメリットも。
ショッピングや遊興費などが原因で借金が膨らんでしまったという20代女性の場合,この点に注意をする必要はあります。
もっとも,このような免責不許可事由といわれる事情があっても,反省をしてそのことをきちんと裁判所に伝えるなどすれば,免責許可決定が出ることも少なくありません。
弁護士に依頼すれば,できる限り借金が免除されるように手続きを進めてくれますので,少しでも心配な点があれば,必ず弁護士に相談しましょう。
まとめ
このように,20代女性でも,借金で苦しむことになるきっかけは多くあります。
借金問題は,放置するとよいことがありません。
若いから大丈夫と安易に考えてしまったり,債務整理のデメリットを心配しすぎるなどして,そのままにしておくことはおすすめできません。
返せないと感じたら,できるだけ早く専門家である弁護士に相談して,対策をとりましょう。
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でしが、借金問題は後回しにすればするだけ事態は悪化するだけで良い事は一つもありません。
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