「借金が多くなって返済が難しくなってきた…」
「いつも借金の事ばっかり考えていてもうノイローゼになりそう」
借金の返済に躍起になっていると、その事ばかりが頭に浮かんで、ノイローゼになってしまう…。
厚生労働省自殺対策推進室が発表した「令和元年中における自殺の状況」によると、自殺の動機が判明している自殺の理由の第二位は経済的理由となっています。
追い詰められて正常な判断ができなくなる前に、きちんと人生をやり直すための対処方法を練りましょう。
このページでは、借金でノイローゼになりそうなときの対処方法についてお伝えします。
また、大切なことなので最初に結論からお伝えします。
『1年以上、借金の返済総額が減っていないor増えている。』
『このまま借金を完済するのは厳しいのは分かっているけど、利息だけ毎月支払うような状態が1年以上続いている。』
このような状態になっている方は、既に黄色信号が点滅している状態です。
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借金問題は先送りにすればするほど、状況は悪化するだけ。
悩んでいる間にも利息や遅延損害金は増え続けています。
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それでは解説をしていきます。
借金でノイローゼになるのはなぜか?どんな心理で追い詰められるのか
「借金なんてきちんと払えば問題ないじゃない?」
なぜ借金をしている人はノイローゼになるまで追い詰められてしまうのでしょうか。
生活が豊かにならない
多重債務という状態になってしまうと、毎月の借金返済が中心になってしまいます。
給料日に入ったお金でその日のA社の返済を行って、10日後にB社の返済を行って、10日後にA・Bに開いた枠を使ってC社の返済を行って、あとは給料日まで我慢我慢…。
働いても働いても、返済が重くのしかかっており、複数ある返済日にために常に我慢を強いられるような状況になり、常にストレスを抱える状況になります。
返済が終わらない
このような返済方法をしていると、開いている枠をすぐに下ろすことも多く、常に限度額一杯まで借り入れをしている状態です。
そのため、払っても払っても返済が終わらない…という状態になります。
臨時ボーナスが入るなどで返済できるような事が起きない限り、永遠にストレスを抱える状態を引きずることになるのです。
周りに話せず一人で抱え込むしかない
悩み事があるような場合には、周りに相談したりしますよね。
しかし、借金の相談を誰かにしようものなら、信用を失いかねないので、なかなか借金問題を人に相談することは難しいといえます。
ましてや、夫婦の一方が他方に内緒で借金をしようものなら、実の親にすら相談できずに一人で悩みを抱え込むことになってしまいます。
払えなくなってしまったときにどうなるかを知らないので怖い想像ばかりする
「今はなんとか毎月の支払いができているけど…会社が倒産したら?派遣クビになったら?その先どうやって生きていけば良いの?」
払えなくなった後にどのような状態になるかという事を過剰に想像しすぎて、不必要な事まで想像するような事になると、心配で夜も眠れない…という事態になってしまいます。
悪徳な業者につかまったら立ち直れなくなってしまう
返済がいよいよ切羽詰まってくると、なんとか返済しようと、いろんな情報を探し始める方がいます。
中には出どころがしっかりしない情報もかなりあり、そういったものに手を出して、保証金詐欺・ヤミ金融から借り入れをして熾烈な督促を受ける、といった事態になることも。
張りつめていたストレス状態に追い打ちがかかってしまうような事になりかねません。
うつ病など精神疾患に罹患してしまうと収入が不安定になり借金が加速することも
このような状態が長く続き、うつ病などの精神疾患を発症することもしばしばです。
精神疾患は休養を必要とする病気なので、就業できない・就業に制限がかかるといったことが不可避です。
そのために収入が落ち込むと、借金をして生活をせざるをえなくなり、借金が加速する悪循環に陥ることも珍しくありません。
借金地獄でノイローゼ寸前である場合にどうやって元の生活を取り戻すか
上記のように、借金返済に悩んでいる状態を放置する事には何らのメリットもないので、早く元の生活を取り戻す方法を考えましょう。
借金返済は利息のせいで地獄であるということを確認する
「なぜ借金って減らないんだろう…」
まずそこから考えてみましょう。
借金返済が苦しい・地獄だと思うほとんどの人は、借金にかかっている利息がどのくらいの負担になっているかを自覚していないといえます。
貸金業者からお金を借りる契約は金銭消費貸借契約です。
金銭消費貸借契約において、返済をする際には利息がかかってきます。
利息には利息制限法・出資法による上限があり、100万円未満の利息については年利18%が上限です。
50万円の元金があるときには、30日間の借り入れをすると、約7,400円の利息がかかってきます。
この数字だけだと大したことないように見えるかもしれません。
しかし、消費者金融等に返済をする際には、毎月一定の金額の支払いが15,000円だとすると、約半分は利息の支払いをしている事になります。
意識の上では利息の返済も大したことない…とおもいながら、実際には返済の半分くらいは利息で取られているという事になり、思いのほか減っていない、という事が発生します。
利息を減らすためには元金を減らす必要がある
「利息を減らすためにはどうすればいいんだろう?」
利息は元金に利率を掛け算して算出されます。
つまり、元金が減れば利息も減るというわけです。
元金を減らすためには、結論として「頑張って支払う」という事になります。
ボーナスがある時に、支払いが可能な分があるならば、元金を完済してしまう・繰上げ入金を行う、などして元金をしっかり返済するのが王道です。
当然ながら、元金を余分に入金するのが難しいからこそノイローゼになるほど悩むのであって、払えないことを前提に以下対策を考えます。
相続で引き継いだ借金は相続放棄で対応しよう
まず、借金の原因が、自分でしたものではなく、相続でしたものである場合には相続放棄という方法があります。
相続というと、自宅などの不動産や株などの資産を引き継ぐことを言うような気がしますが、マイナスの資産である借金などの債務も相続の対象です。
相続放棄をすると、効力が発生したときから、相続人ではなかったことになり、相続の対象から外れることになります。
相続放棄は、相続が開始した(被相続人が死亡した)ことを知ったときから3ヶ月以内に行うのが原則とされておりますので、早めに相談をするようにしましょう。
夜逃げは最近ではできないシステムになっている
「支払いできない以上夜逃げするしかないですかね…」
夜逃げをして借金問題を解決しようとする人もいます。
たしかに、長期間債権を行使しなければ、債権も時効にかかる規定があります。
しかし、時効にかからないようにする方法もありますので、うまくいくかどうかの保証はありません。
また、住民票をうつさずに引っ越しをしても、住所を証明できずに就職できない・保険証がなくなるなどで、新しい暮らしがうまくいかないのです。
債務整理こそが借金返済のノイローゼの最大の処方薬
「借金返済ができなくなったらいったいどうすればいいの?」
借金返済でノイローゼになりそうというのであれば債務整理をするのが最大の解決方法です。
その理由は以下の通りです。
借金返済が楽になる
債務整理というと自己破産と同義に考えている人も多いのですが、実際には自己破産を含む3つの手段の中のどれかを利用して借金返済を楽にするものです。
自己破産をすれば借金が免責されることになりますし、個人再生・任意整理をすれば返済がかなり楽になります。
これにより、完済が見えなくてノイローゼになる…という事が緩和されます。
弁護士・司法書士に依頼すると督促・返済がストップ
債務整理は弁護士・司法書士に依頼して行います。
弁護士・司法書士に債務整理を依頼すると返済をストップすることができます。
これは、債務額を確定するためです。
「返済をストップなんかしたら、督促の電話や手紙がくるんじゃないですか?」
返済をしないと債権者は債務者に対して督促を行いますが、弁護士・司法書士に依頼をした後は、正当な理由がないと本人に督促してはいけないという法律の規定があります。
そのため、督促も受けなくなります。
借金でノイローゼになりそうな原因が督促にある場合もあるので、心理的にかなり負担がとれます。
債務整理について詳しく知る
「もうこれ以上借金で苦しむならば債務整理がしたいなぁ…でも債務整理ってどんなものなんだろう」
債務整理といっても実際にはどのようなことをしているのかよくわからないものです。
債務整理がどのような事をしているかを確認しましょう。
前述した通り、債務整理は任意整理・自己破産・個人再生のどれか一つをつかって借金を楽にしてくれるものです。
任意整理は借金で苦しむ最大の原因利息をカット
任意整理は貸金業者と話し合いをして借金返済を楽にしてもらうものです。
実務的には元金のみの支払いを36回を上限とする分割支払いにしてもらいます。
先ほど借金返済が苦しい理由として、利息の存在があるとお伝えしましたが、任意整理では利息をカットして元金のみの支払いになるので、完済がぐっと近づきます。
また、支払いが遅れている場合には遅延損害金がつきますが、これもカットが可能です。
自己破産は借金そのものを免責してくれる特攻薬
自己破産は、借金を免責してくれます。
「支払不能」といえるくらいに借金がかさんでいる、もしくは、収入がなくなっているような場合には、返済させることを強いること自体が好ましくありません。
そのため、今ある財産を債権者に平等に分配した上で、残った分については免責をします。
今ある財産を平等に分配するといっても、生活に必要不可欠なものについては手元に残してもらえます。
自己破産ができないときに検討する個人再生
個人再生は、借金を減額してもらって分割払いにしてもらう手続きです。
任意整理では元金は支払う必要があるので、収入が十分でなければ、人によっては返済できない可能性があります。
その時は「支払不能」といえるので自己破産を検討するのですが、自己破産によって職業制限がかかる場合や、住宅ローンも債権者として手続きの対象にする結果住宅が競売にかけられることになります。
この2つのケースは個人再生を利用すれば避けることが可能です。
つまり、個人再生は自己破産ではないため、職業制限にかかりません。
また、住宅ローンについては個人再生の手続きから外すことができるので、住宅を維持することが可能です。
自己破産ができない場合に個人再生を利用します。
まとめ
このページでは、借金返済ができずにノイローゼになりそうな場合の対応策についてお伝えしてきました。
借金の返済が難しくなると、精神的な圧迫が重なることになり、ノイローゼとなりやすくなってしまいます。
債務整理に抵抗がある方も多いかもしれませんが、まずは専門家に相談をしてみましょう。
債務整理はアヴァンス法務事務所にお任せ!
でしが、借金問題は後回しにすればするだけ事態は悪化するだけで良い事は一つもありません。
借金問題は、専門家に相談することで思っているよりも簡単に問題を解決し新しい生活を送ることができます。
実際に、借金問題を解決した多くの人が『こんなに簡単に終わるならもっと早く相談しておけば良かった』と言います。
取り返しのつかなくなる前に、1日も早く相談を行い借金に苦しまない新しい生活をスタートしましょう。
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