債務整理を検討して,借金の問題を弁護士に相談に行ってみようかと考えている人の中には,弁護士との面談では何をするんだろう,何を話さなければならないのだろうと,不安に思っている人もいると思います。
普段弁護士に関わることはめったにありませんし,いまだに弁護士に怖いイメージを持っている人も少なくありませんので,不安に思われるのは当然のことです。
あらかじめ,弁護士との面談ではどのようなことを話すのか,どのような準備をしていけばスムーズなのかなどを,ある程度知っておけば安心ですので,ここでは,弁護士の面談(初回法律相談)について,詳しく解説していきます。
また、大切なことなので最初に結論からお伝えします。
『1年以上、借金の返済総額が減っていないor増えている。』
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それでは解説をしていきます。
弁護士と依頼者の個別面談義務
債務整理を弁護士に依頼しようと考えている人の中には,弁護士と直接の面談をせずに依頼できないのかなと考えている人もいるかもしれません。
しかし,弁護士は,依頼者と会わずに債務整理事件の依頼を受けてはいけないのが原則になっています。
日弁連の規定で,原則として,受任する弁護士が自ら個別面談をして,事件の依頼主の事情を聴かなければならない(債務整理事件処理の規律を定める規程第3条)と決められているのです。
また,面談の中で,事件処理の方針や,事件処理に伴って依頼者に不利益になる事項は,受任する弁護士が自ら説明することになっています(同規程第4条)。
弁護士費用等についても,分かりやすく説明するよう努めることになっています(同規程第5条,第6条)。
そのため,基本的に,担当弁護士と全く面談をせずに債務整理を依頼するということはできません。
もし面談なしで受任しようとする弁護士がいた場合には,なぜ面談が不要なのか,確認してみたほうがよいでしょう。
弁護士との面談ではどんなことを話すのか
それでは,具体的に,弁護士との面談(ここでは基本的には初回の法律相談を念頭においています。)では,どのようなことを聞かれることが多いのでしょうか。
ひとつひとつみていきましょう。
借金に関わる現在の状況を聞かれる
・借金の状況
債務整理の相談ですので,まず,第一に,現在の借金の状況を聞かれることになります。
具体的には,各債権者(貸金業者)名,現在の債務残高,借入開始時期,保証人の有無などです。
親戚や知人からのものも含めて必ずすべての借金を弁護士に伝えておく必要がありますので,隠したり伝え忘れたりすることのないように注意してください。
債権者の名前(連絡先)が分かれば,弁護士が受任通知を送付して,借金の詳細な情報を取り寄せることはできますので,最低限,債権者の名前だけ答えられれば大丈夫です。
また,借金を作った原因についても聞かれることになります。
債務整理,特に自己破産の場合には,借金の原因が何かということが問題になることもあるからです。
言いづらい,恥ずかしいなどと感じることもあるかもしれませんが,弁護士はプロですので,気にせずに包み隠さず話してください。
なお,「借金の原因に問題があると怒られたりするのではないか?」という不安の声を聴くことがありますが,弁護士が頭ごなしに怒るということはほとんどありません。
弁護士は,借金問題を抱えている人の生活を立て直すことも仕事ですから,今後の生活に向けてのアドバイスの一環として,注意をすることはあるかもしれません。
しかし,それは,依頼者のことを考えてのことですし,依頼者を怖がらせるためではありませんので,いきなり怒ったり一方的に説教したりということはないと考えてもよいでしょう。
・過去の債務整理経験の有無
債務整理を過去にしたことがあるかどうかも聞かれる事情です。
過去にもしたことがある場合,今回の債務整理において,いろいろな制約が出てくる場合があるからです。
例えば,過去に自己破産をしたことがある場合,それから7年間は再度自己破産を行うことができません。
任意整理には,何年経過しなければ2回目はできないなどといった決まりはありませんが,すでに経験がある場合,交渉が難航するようなことも考えられます。
弁護士は,過去のことについてもきちんと把握したうえで交渉に臨まなければなりません。
そのため,過去のことを積極的に話さない人もいますが,大切なことですので,早めにすべてを申告しておくようにしましょう。
・裁判所からの通知が来ていないかの確認
すでに債権者から訴訟を提起されている(裁判所から訴状が届いている),あるいはすでに給与の差押を受けているなどがないかについても,確認されます。
弁護士がすぐに対応しなければならない状況だという場合もありますので,すぐにすべて正直に申告するようにしましょう。
保証人がついているような場合には,保証人に迷惑がかかることもあり得ますので,特に注意が必要です。
所有している財産を聞かれる
特に,不動産(マイホームなど)や自動車などの大きな価値のある財産の有無について,聞かれます。
高価な宝石や楽器,着物なども,もし持っているなら弁護士に伝えた方がよいでしょう。
財産があるかないかで債務整理のうちどの手続きを選択するかが変わってくることがあります。
また,債権者に受任通知を送ることによって財産が引き上げてしまうなどのリスクもありますので,できる限り正確にどのような財産があるかを弁護士に伝えておかなければなりません。
家計の収支状況を聞かれる
債務整理の方針を決めるためには,現在の収支状況をしっかりと把握する必要がありますので,この点も聞かれることになるでしょう。
勤務先や給与。
公的手当等の額,毎月の支出の額などです。
浪費癖があるなどの場合や,収入が不安定であるなど,他人に言いづらいと思うことがあっても,弁護士には正直にすべて話しましょう。
借金の返済にあてられる金額はいくらなのかがわからなければ,どの種類の債務整理を行うのが最適なのかを判断できません。
なお,先ほども説明したように,浪費が確認されたからといって頭ごなしに怒る弁護士は多くありませんので,心配の必要はないでしょう。
ただし,一般の家計状況と比べて支出が多すぎるような場合には,その点の指摘を受けることはあるかもしれません。
勤務状況,転職の予定の有無などを話しておく
債務整理では,借金の返済計画を立てるためにも,どれくらいの収入があるのか,それが安定しているのかがとても大切です。
自営業なのか,正社員なのか,近いうちに転職をする予定があるのかなどを話しておくとよいでしょう。
安定した収入があるかどうかによって,選択する債務整理の種類は変わってきます。
弁護士に話さずに仕事を辞めてしまったり転職をしてしまったりすると状況が変わって手続きがスムーズに進まないこともありますので,注意が必要です。
なお,勤務先の話とは少し話がそれますが,例えば,結婚や離婚の予定があるなど,近いうちに家族に変更が生じる可能性があるなどの場合にも,あらかじめ弁護士に伝えておくのが無難です。
弁護士との面談前に準備しておく5つのこと
① 借金状況の把握
債務整理の相談をする場合,まずは,どの債権者から,いくらくらいを,いつの時期から借りているのか,保証人はいるのか,担保はついているのかを確認することが必須です。
そのため,自分の借金について,改めてきちんと確認するというのが,一番大事な準備になります。
借金の詳細については,それぞれの債権者との契約書があるならそれを面談に持って行けるとよいですが,もしそのようなものがなくても,債権者(業者)名が分かれば,弁護士が確認してくれます。
そこで,最低限,借金をしている債権者(業者)名については,すべてもれなく挙げられるようにしておきましょう。
奨学金や個人からの借入なども債務ですので,忘れず確認しておきましょう。
もし,どの債権者に対していくら借金があるかわからないという場合には,個人信用情報機関に自分の借金情報の開示請求をしておきましょう。
これにより,自分がどこからいくら借りているのかを知ることができます。
また,弁護士が手続きの選択や今後の見通しなどを的確に判断するためには,借金の総額がどれくらいなのかを把握する必要がありますので,現在の債務残高についても,出来る範囲で伝えられるように,請求書などを確認して,準備しておきましょう。
その他,債務残高については,貸金業者に直接問い合わせる方法や,インターネットの会員ページなどから確認することも考えられます。
さらに,可能であれば,「債権者一覧表」を作成していくとよいでしょう。
債権者一覧表とは,借入先,借入金額,借入時期,保証人の有無,借入の理由などの情報を,業者ごとに一覧にまとめた表のことをいいます。
自分でできなければ弁護士が作成もしてくれますが,わかる範囲でよいので,ある程度作っておけば,面談やその後の手続きがスムーズに進みます。
・準備しておくとよい資料:キャッシングのカード,借金を申し込んだ際の契約書,債権者からの督促状,債権者一覧表など
② 1カ月の収支状況の把握
上で説明したように,債務整理をするうえで家計の収支状況(収入と支出がそれぞれいくらになっているのが)を把握することはとても大切です。
しかし,例えば奥さんが家計を管理しているからなどという理由により,全く家計のことをわかっていない人も少なからずいます。
そのような人は,面談で弁護士に突然聞かれても何も答えられないことになりかねないので,あらかじめ確認しておく必要があります。
弁護士との面談に行く際には,事前に,家全体での収入(家族の収入や児童手当も含む)と,毎月何にいくらのお金を使っているのかをきちんと把握しておくとよいでしょう。
そのうえで,借金の返済にあてられるとしたらいくらなのかを計算しておくと,スムーズに弁護士との話が進みます。
・準備しておくとよい資料:家計簿,預金通帳など
③ 所有不動産,自動車の価値などの確認
所有している不動産(自宅の土地建物など)や自動車がある場合,その価値によっては,自己破産の場合に手放す必要がでてきます。
また,自己破産を選択しない場合でも,所有している価値のある財産の価値をきちんと把握しておくことは大切です。
場合によっては,不動産を任意売却することで借金を整理するということを選択することもあります。
査定書がある場合には,持参するのがよいでしょう。
そのようなものがない場合でも,不動産であれば,周辺の不動産がどのくらいで売買されているのかをある程度把握しておくとよいと思います。
・準備しておくとよい資料:査定書,見積書,車検証など
④ 契約している保険の確認
現在契約している保険(生命保険,学資保険など)がある場合,それが解約返戻金のある保険であるか否か,また,もし解約返戻金がある場合にはいくらになるのかなどを,あらかじめ確認しておくとよいです。
解約返戻金については,保険会社に問い合わせれば教えてもらえます。
保険も財産なので,その価値を把握しておく必要があるのです。
・準備しておくとよい資料:生命保険証書など
⑤ 不安に思っていることを改めて確認しておく
債務整理をするにあたって疑問に思うことや不安に思っていることがたくさんあるかと思います。
法律相談の場で質問することを忘れてしまうこともあり得ますので,あらかじめメモを準備するなどして,後から困らないようにしておきましょう。
・準備しておくとよい資料:聞きたいことをまとめたメモ(質問票)など
まとめ
このように,弁護士との面談では,借金の詳細を中心として,様々なことを確認されることになります。
弁護士に確認されたことについては,基本的に,プライベートなことであっても,包み隠さず話すようにしましょう。
そうでなければ,弁護士は適切な判断をすることができません。
借金や財産のことなので,他人には話しにくく感じる事項もあるかもしれませんが,弁護士はプロです。
もちろん守秘義務もありますので,心配せずに話をするようにしましょう。
この記事を読んで,あらかじめどのようなことを話すのかをわかっておけば,安心だと思います。
また,ある程度の準備を事前にしておけば,面談をスムーズに進めることができます。
法律相談を予約する際に,何を準備すべきか確認してみてもよいでしょう。
ただし,上記のような準備がなかなかできない,よくわからないなどの事情がある場合に,弁護士への相談をあきらめなければならないわけではありません。
まずは弁護士に相談をしてみるということが大切ですので,それほど難しく考えずに,一度面談を受けてみることをおすすめします。
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