「パルコ」でのお買い物特典があるパルコカードは、キャッシングもできる便利なクレジットカードです。
けれど、キャッシングで借りたお金が返せなくなってしまうと、困ったことになります。
パルコカードの借金で悩んだら、債務整理を検討してみましょう。
ここでは、パルコカードの債務整理における注意点をまとめています。
また、大切なことなので最初に結論からお伝えします。
『1年以上、借金の返済総額が減っていないor増えている。』
『このまま借金を完済するのは厳しいのは分かっているけど、利息だけ毎月支払うような状態が1年以上続いている。』
このような状態になっている方は、既に黄色信号が点滅している状態です。
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それでは解説をしていきます。
パルコカードはセゾンカードの一種
パルコカードは、ファッションビルの「パルコ」のクレジットカードです。
パルコカードを発行しているのは、クレディセゾンになります。
パルコの買い物がお得になるクレジットカード
パルコカードは、「パルコ(PARCO)」での買い物が5%引きになるクレジットカードとして、特にファッション好きの若者たちの間で人気です。
パルコを運営している株式会社パルコは、旧セゾングループの会社です。
そのため、パルコカードは、同系列であったクレディセゾンが発行しています。
パルコカードは、セゾンカードの1ブランドです。
パルコカードはキャッシングもできる
パルコカードには、キャッシング機能も付けることができます。
キャッシングの借入可能額は1~300万円で金利は12.0~18.0%(実質年率)。
借入枠や金利は審査によって決まります。
パルコにも設置してあるクレディセゾンのATMを利用すれば、借入も返済も手数料無料。
お買い物のついでに気軽にお金を借りられるので、つい借金を重ねてしまうこともありがちです。
パルコカードの借金の悩みや債務整理で解決
パルコカードの借金を返せなくなったときには、債務整理を考えてみましょう。
債務整理とは、法律上の手続きをとることにより、返せなくなった借金を返せる状態にすることです。
パルコカードの返済に困ったとき、消費者金融など他の貸金業者から借入して返済することを考える人もいるでしょう。
しかし、借金のために借金するのでは、根本的な問題の解決にはなりません。
債務整理にはデメリットもありますが、迅速に手続きすることで、早期に問題が解決します。
債務整理には、借金をしなくてすむよう生活を立て直す効果がありますから、今後のために最も有効な手段です。
パルコカードの借金は任意整理が可能
債務整理にはいくつか方法がありますが、いちばん初めに考えるべき手段は任意整理です。
パルコカードでも任意整理はできるので、任意整理の可能性を検討してみましょう。
任意整理は比較的ダメージの少ない債務整理方法
任意整理は、債権者と債務者との話し合いで、借金問題を解決する方法です。
裁判所を通さないで任意に行う債務整理という意味で、任意整理と呼ばれます。
任意整理では、債権者の承諾さえ得られればOKなので、手続きもスピーディーです。
債権者を選んで手続きできるので、他の借金への影響もありません。
パルコカードの任意整理対応
パルコカードの債権者であるクレディセゾンでは、残りの借金を原則として5年以内で完済できるようなら、任意整理に応じてもらえます。
任意整理の際には将来の利息カットが可能です。借金の残元本を確定し、60回以内で返済できる状態なら、任意整理の手続きをとりましょう。
借金の完済までに5年以上かかる場合でも、交渉によっては任意整理できることがあります。
任意整理の可能性については、弁護士や司法書士に相談して判断しましょう。
10年以上前に契約した人は過払い金にも注意
パルコカードのキャッシングでは、貸金業法改正前にはグレーゾーン金利が設定されていました。
10年以上前からパルコカードのキャッシングを続けている人は、過払い金が発生している可能性があります。
パルコカードで過払い金がある場合には、任意整理で過払い金を取り戻すことが可能です。
過払い金を返済に充てることで、借金が大幅に減ることがありますから、チェックしてみましょう。
任意整理でも信用情報機関に登録される
債務整理をすることのデメリットは、信用情報機関に事故情報として登録され、ブラックリストに載ってしまうことです。
任意整理の場合でも、ブラックリストに載ることには変わりありません。
任意整理をした場合、ブラックリストに載る期間は5年程度です。
その間には、新規の借入は制限されますから、注意しておきましょう。
信用情報が回復した後は、再び借入ができるようになります。
任意整理以降はセゾンカードやUCカードは作れない
パルコカードで任意整理をすると、パルコカードは強制解約になります。
信用情報が回復して借入制限がなくなった後も、パルコカードや他の種類のセゾンカードは作ることができません。
クレディセゾンでは、セゾンカード以外にUCカードも発行しています。
パルコカードで任意整理をすれば、UCカードも作ることができないと考えておいた方がよいでしょう。
パルコカードの借金を個人再生で解決する方法
任意整理で借金問題が解決しないなら、個人再生という方法があります。
個人再生は、借金全体を大幅に圧縮する手続きです。
個人再生では今ある借金をまとめて債務整理
個人再生は、裁判所に申立てをすることにより、すべての借金を5分の1または100万円程度まで減額してもらえる債務整理手続きです。
個人再生では、パルコカードだけでなく、他の借金もまとめて整理することになります。
一部のカードだけ残しておくということは、基本的にできません。
ただし、住宅ローンについては除外して手続きをとることが可能です。
個人再生をするには条件がある
個人再生をするには、法律で定められた条件をみたしていなければなりません。
まず、個人再生ができるのは、借金の総額が5,000万円以下の場合です。
また、継続または反復した収入がない場合には、個人再生はできません。
正社員である必要はないため、パートやアルバイトなら個人再生できる可能性があります。
無職の人や専業主婦は、個人再生はできません。
財産があれば借金があまり減らない
個人再生では、清算価値保障の原則といって、持っている財産以上に返済しなければならないというきまりがあります。
個人再生をしても財産を奪われることはないですが、手持ちの資産の額が大きければ、借金があまり減額しません。
借金問題を解決する最終手段は自己破産
パルコカードの任意整理や個人再生で借金問題が解決しない場合には、自己破産という選択肢があります。
自己破産は、最終的な手段と考えておきましょう。
自己破産なら借金はすべて免除になる
自己破産とは、借金が払えない状態であることを裁判所に認めてもらった上で、借金の支払いを免除してもらう手続きです。
債務整理の中で、最も強力な方法が自己破産ということになります。
自己破産をしても税金や損害賠償金、養育費の支払いなどは免除になりませんが、貸金業者からの借金などはすべて免除になります。
自己破産をすれば、パルコカードの借金は払わなくてもかまわないということです。
自己破産する前にデメリットを知っておく
債務整理方法として自己破産を選べば、パルコカードだけでなく、他の借金も払わなくてよくなります。
自己破産をしても、戸籍に記録されるようなこともありません。
ブラックリストに載ることになりますが、長い場合でも10年程度で信用情報は回復します。
ただし、自己破産にはデメリットもあることも、しっかり認識しておきましょう。
自己破産をすれば、手持ちの財産を処分しなければなりません。
持家などは失ってしまうことになります。
裁判所で破産の決定を受けてから免責許可を受ける間の期間に、職業制限を受ける職種があることにも注意が必要です。
また、一度免責を受けると、7年間は再び免責を受けることができないので、続けざまに自己破産することはできません。
まとめ
一度作ってしまった借金は、簡単にはなくなりません。
パルコカードでキャッシングするときには、計画的な利用が大切です。
もしパルコカードの借金が返せない状態になってしまったら、一人で悩んでいても解決しません。
一旦債務整理で借金を整理し、生活を立て直すことを考えましょう。
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でしが、借金問題は後回しにすればするだけ事態は悪化するだけで良い事は一つもありません。
借金問題は、専門家に相談することで思っているよりも簡単に問題を解決し新しい生活を送ることができます。
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