法律のルールをまったく無視して営業している「闇金」から借金をしてしまった場合、さまざまな嫌がらせを受けてしまう可能性が高くなります。
お金を借りるときにはとてもていねいな対応をしてきたから、信頼して利用してみたら、年に数千パーセントもの違法な利息を請求された。
「そんなの法律違反だから払わない」と伝えたとたんに態度が豹変(ひょうへん)し、毎日嫌がらせをされるようになった…というケースは決して珍しいことではないのです。
この記事では、闇金の嫌がらせの手口としてよくあるケースについて具体的に解説します。
もしあなたが同じような目にあっている場合には、すぐに対策を検討するようにしてください(対策や相談できる場所の紹介も記事の中でしていきます)
なお、あなたに連絡してきている貸金業者が闇金なのか、通常の金融機関なのか判断がつかない場合には、インターネットのヤフーやグーグルで「登録貸金業者情報検索」と検索してみてください。
金融庁のサイトが表示されると思いますので、業者の名前などで検索をかけ、情報がヒットしないようなら違法な闇金業者である可能性が高いです。
また、大切なことなので最初に結論からお伝えします。
『1年以上、借金の返済総額が減っていないor増えている。』
『このまま借金を完済するのは厳しいのは分かっているけど、利息だけ毎月支払うような状態が1年以上続いている。』
このような状態になっている方は、既に黄色信号が点滅している状態です。
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それでは解説をしていきます。
闇金の嫌がらせ手口でよくあるケース
闇金の嫌がらせの手口としては、次のようなことが行われることが多いです。
・精神的に追い込まれるレベルの電話督促
・「勤務先に連絡する」とおどしてくるケースも
・近隣住民に迷惑がかかる形での自宅訪問
・SNSへの書き込み
・親族への恫喝・嫌がらせ
以下、具体的にどのような嫌がらせなのかについてみていきましょう。
精神的に追い込まれるレベルの電話督促
電話での督促は、闇金ではない通常の金融機関でも普通に行われることですが、闇金の場合にはその頻度や態度が全く違います。
通常は1日に2~3回の電話督促があれば多いほうですが、闇金の場合は多ければ100回以上にわたって電話をかけてきます。
具体的な状況としては、文字通り「1日中電話が鳴り響いている」という状況のこともあるでしょう。
電話の内容も悪質そのもので、電話口で怒鳴り散らしたり、人格を攻撃するような言動をしたりといったものです。
こうなると、電話を取ること事態が難しくなりますから、必然的に外部の人(闇金以外の人)からの電話もシャットダウンしてしまうことになり、世間からの孤立が進むケースも珍しくありません。
「勤務先に連絡する」とおどしてくるケースも
自宅や携帯電話への連絡を無視していたら、闇金の担当者は「勤務先に連絡をする」というおどしをかけてくることもあるでしょう。
もし、闇金から追われているなんてことが勤務先にわかってしまうと、あなたの職場での評判はいちじるしく傷つけられてしまうでしょう。
ただし、そうなるとあなたが職場にいづらくなって退職してしまうという事態になる可能性もありますから、そうなると収入が激減して必然的に闇金への支払いもできなくなります。
これは闇金の担当者にとっても損なことなので、一見すると合理的でないようにも思えますよね。
しかし、闇金の手口はさらに上を行っています。
そのようにしてあなたが現在の職場から退職せざるを得ない状況をつくり出し、経済的にさらに困窮してしまったあなたに対し、風俗店や犯罪がらみの職業を強制するといったことをしてくる可能性があるのです。
こうなるとさらに闇金との関係を断つことが難しくなっていきますから、状況はどんどん悪化してしまう可能性が高いです。
近隣住民に迷惑がかかる形での自宅訪問
自宅に訪問する際にも、借金督促の張り紙をしたり、あえて近隣の住民に、「ここの方にお金を貸しているんですが、返してくれないんですよ。何時ごろに帰宅されているかご存じないですか?」と聞いて回ったりといったことも行われます。
こうなるとあなたはご近所の人との付き合いも難しくなります。
闇金はこうしてあなたの周囲の人との人間関係を断って孤立させ、自分たちとの癒着関係を強めるように仕向けてくるのです。
SNSへの書き込み
上で見たような異常なレベルの電話督促、勤務先への連絡や自宅訪問といった行為は、れっきとした犯罪行為です。
最近では闇金への取り締まりも厳しくなっていますから、警察に相談すれば対応してくれるケースも増えています(以前は民事不介入というたてまえで対応してくれないことが多かったです)
闇金としても逮捕されては損しかありませんから、表立った嫌がらせというのは減らし、現在はより陰湿な方法での嫌がらせが行われるようになっています。
その一つがSNSへの書き込みで、あなたが借金を負っていることをあなたの友人に知らせるといったことが行われることがあるのです。
友人関係をおとしめることは精神的なダメージが非常に大きいですから、あなたの孤立を深めるための手段として活用してくる可能性があります。
親族への恫喝・嫌がらせ
あなた自身だけでなく、あなたの親族への恫喝や嫌がらせも行われます。
親族のみとしては、やむをえずにあなたの代わりに借金の肩代わりをするという破談をすることもあるでしょう。
闇金としては、あなた自身からお金を取れなくても、親や親族からお金を取ることができれば問題はありませんから、借金回収の手口としてよく行われることです。
従来は親族に対して恫喝を加えるようなこともありましたが、最近では逆に上に訴えかけるような形で親族に督促をすることもあります。
親族としてもお金を借りているという手前、警察に相談するといったことがためらわれて支払ってしまうケースも少なくありません。
もっとも、あなたの借金について親族に知らせること自体が本来は違法行為ですから、支払う義務はありません。
しかし、闇金はこうした法的な義務がないことなどは百も承知で違法な取り立てをしてきますから、常識的な対処方法では対応が難しいことを理解しておく必要があります。
闇金による嫌がらせを相談するなら?
こうした闇金による嫌がらせの手口は明らかに法律に反するものばかりです。
警察に相談することが解決に役立つこともありますが、最近では闇金の手口も巧妙になってきていますから、警察による対応が難しいケースも少なくありません。
解決策としては闇金被害への対処を専門に扱っている弁護士(法律事務所)への相談がもっとも確実といえるでしょう。
弁護士を通して闇金に連絡を入れるだけでも被害が減るというケースはありますから、ぜひ検討してみてください。
ただし、闇金への対応というのは非常に特殊な分野ですから、弁護士の中にも請け負ってくれる法律事務所とそうでない法律事務所がある点には注意しておきましょう。
闇金への対処を相談するなら、法律事務所のインターネットサイトなどをよく確認し、闇金被害への対処実績があるところを選択する必要があります。
まとめ
今回は、闇金の嫌がらせの手口としてよく見られるケースについて解説しました。
本文でも見たように、闇金の手口というのは明らかに法律に反した悪質なものばかりです。
当然ながらあなたがこれらの被害にあったような場合には、相手の言うとおりにする必要はありません。
しかし、実際問題として相手の行為を辞めさせることが難しいということもあるでしょう。
ひどい場合には警察への相談をするとともに、闇金への対応を専門にしている弁護士への相談も検討しなくてはなりません。
闇金への対策は法律知識を持たない人が自力で行うのは極めて難しいというのが実際のところですので、専門家の力を借りるようにしましょう。
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でしが、借金問題は後回しにすればするだけ事態は悪化するだけで良い事は一つもありません。
借金問題は、専門家に相談することで思っているよりも簡単に問題を解決し新しい生活を送ることができます。
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